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【花月】
花月070331

◆嵐げんこつらあめん塩 620円
◆えいけん的ランク:"B"

◆おいらは『花月』では基本的に味噌ファンなので、他のメニューはあまり頼むことがありません。特に”塩味”はこれまで数えるほどしか食べたことがないんで、久々にセレクトしてみました。

見た目は醤油よりも白濁してて、しょっぱそうな外見です。スープを飲んでみると、甘みとシャープな塩が効いててうまい!塩味のらーめんの中でも特にインパクトのある部類ですな。ちょっと旨味が強くて後々舌についてしまうけど、思わずもうひと口…と飲んでしまいたくなるね。胡椒とかニラとか様々なトッピングをしたくなる醤油味とは真逆で、ストレートで味わいたいスープです。
麺はたまたまなのか、いつもの柔らかい麺ではなくてちょっと芯の固さが残ってました。ぷっつんとした噛み応えが心地ええので、個人的にはこれぐらいのが好みやな。

花月はいろんな新メニューが出てきて面白いけど、やっぱり納得できる美味しさを持つのはオリジナルのにんにくげんこつシリーズやな。塩味もなかなかうまかったです。

◆東口を出たら右(目白方面)に向かって歩く。無印良品の前の信号を東に渡ってまっすぐ進む。少し道が右に折れ曲がってる左側。
住所:東京都豊島区南池袋1-20-2/最寄り駅:池袋駅

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【山頭火】



◆醤油らーめん(大盛) 800円+100円

◆えいけん的ランク:"B"



◆今回は醤油らーめんを大盛で。まろやかで角の取れた包み込むような優しいその味は、純粋なしょうゆ味とゆーより、豚骨・脂とのバランスに優れたとんこつ醤油味です。それも横浜系のように張り詰めた醤油ではなく、また博多系のようなこてこて豚骨でもありません。いわゆる北海道の濃い口醤油味とも違います。なんや表現が難しいけど、個人的にはこのお店のウリである塩味と比較して、インパクトはやや弱いけど飽きのこないロングセラータイプのらーめんやと思います。

麺は最初は固めでポキポキした歯ごたえが心地よく、後半は柔らかめになってスープに溶け込む感じです。トッピングは脂分の多いチャーシューが特徴的。なるとも美しい組み合わせ。



このらーめんは大衆的に思えて、実は好みがわりとはっきり分かれるタイプやないやろか。そしてらーめんの中ではここが一番!というファンも多いのではと思ってます。



◆新宿南口沿いの甲州街道を笹塚方面へ。ファッキンのある交差点をさらに進んで、最初の小路を右(北)へ。

住所:東京都新宿区西新宿1-18-5/最寄り駅:新宿駅

【きら星】



◆ラーメン(大盛) 650円+50円

◆えいけん的ランク:"B"



◆この界隈は普段足を踏み入れることは殆どないんやけど、3年に一度位はある個人的事情でやってきます。てなわけで、『きら星』にやってまいりました。

開店10分くらい前にうまく到着したので、そのまま列に…10人位並んでたけど、まあ想定範囲内かな。



さて、初めてなんでスタンダードに『ラーメン』を。でも大盛が50円とお得な感じやったのでこれも付けて。

はっきり言って事前に情報を殆ど押さえてなかったので、”とんこつらーめん”というコト以外まったく知りませんでした。そのスープは醤油豚骨ぽい橙色をしてて、とんこつ臭が鼻をつきます。女性客が多いのでこれは意外やったな。

飲むと程よい濃厚さがあって、後味はこれまた意外にマイルド。クリーミィという感じよりは優しい不透明感がある。う~ん…どっかで味わった事のある感覚なんやけど思い浮かばへん。麺は平太麺でこのスタイルは九州系よりも横浜系に近いな。でも厳密には横浜系とも違うと思う。

チャーシューはかなりぶ厚いから一枚でも相当食べ応えがあります。事前に炙ってあるせいか、その香りからカップめん『Goota』の肉を連想してしもた(失礼)。そして生キャベツとたまねぎのみじん切り。確かたまねぎは八王子方面では当たり前らしいんやけど、個人的にこのらーめんにおける必然性は感じられんかった。



そして、このらーめんの真骨頂はトッピングのキャベツに乗ってる、かつお餡。まずはそのまま箸ですくう。…これはうまい!凝縮した自然の旨味が広がって、らーめんの中でここだけが異色を放ってる。そしてこれをスープに混ぜるとさらに驚き!とんこつ臭は綺麗に流され、和風豚骨スープに変身する。その味は決して新しいものではないかも知れんが、組み合わせのアイデアは素晴らしいと思った。一般的にらーめんのスープとして飽きられがちな豚骨スープの弱点を的確に把握し、全く別の味を作り出すことでこれを武器にしてる。

とはいえ、最初はそれほどクセになる程でもないよーな気がする。ただ、おそらく通いつめると逃れられんよーな魅力にとりつかれるタイプなんやと思う。やっぱり有名になるお店は独自の強烈な個性を持ってるもんやな。



◆駅南口を出たら線路沿いに右(立川方面)へ。左手の公園が見えてきたら沿ったままその先を左に折れる。大通り(てほど広くもないが)に突き当たったら右に曲がって一つ目の信号を越えたすぐ先左手。

住所:東京都武蔵野市境南町3-11-13/最寄り駅:武蔵境駅

【竈@空海】



◆特製濃厚とんこつ 800円

◆えいけん的ランク:"B"



◆池袋で話題のらーめん屋さん『竈@空海』に行ってきました。



今回オーダーした『濃厚とんこつ』はこのお店のおすすめNo.1らしい。この他、竈オリジナルメニューや空海オリジナルメニューが並ぶ。どちらもそれなりに有名店で、これがコラボしたというのはなかなか話題性があるな。

小ぶりな丼に干し海老のよーな風味に歯ごたえのある揚げニンニクが食欲を掻き立てます。あと香油も入ってて、とにかく色んな香りが漂ってます。その味は確かになかなか濃厚やけど、嫌味はなく後味も比較的まろやかな印象があります。

麺は中太平打ちタイプで濃厚なスープをうまく中和するバランスの良さが目立ちます。チャーシューは高級なハムと錯覚する上品な風味。そしてたっぷりのメンマともやしが嬉しいだすな。



全体的な印象はオリジナル系というよりも熊本系。ただ、好き嫌いのはっきり分かれるイメージの熊本系でカテゴライズすると、過去食べた中でもかなり全体バランスがよく、間口の広さを感じる。つまり『桂花』とか『肥後のれん』タイプではなく、『こむらさき』に近いかも。

う~ん、正直『竈』に感じてたイメージがかなり払拭された感じです。一方の『空海』は行った事ないんやけどね。これだけごちゃっとしたらーめんやと統一感や安定感が薄まる気がするんやけど、なかなかまとまりのある作品に仕上がってると思いました。ただひとつの疑問は、この味は『竈』と『空海』がブレンドされた作品ではなく、恐らく全くのオリジナルと思われること。せっかく共同出資したんやから、双方の持ち味が本当の意味でコラボされたらーめんが看板になってほしいな。



◆西口を出たら北側を丸井方面に向かう通りを進む。丸井の五差路に出たら右折してちょっと歩いた右側。昔このあたりには美味しい中華食堂があった筈なんやけど、もしかしてこのお店に取って変わったんかな?

住所:東京都豊島区西池袋1-37-8/最寄り駅:池袋駅

【野田屋】



◆野田醤油ラーメン 650円

◆えいけん的ランク:"C"



◆池袋駅近くの一等地にかまえるらーめん屋さん『野田屋』に行ってきました。



スープをすすってみてびっくり。これだけ醤油メインで攻めてくるタイプは久しぶりや。甘みもあって美味しいけど、ちょっとおいら的には濃いめや。あと全体的にかつお節の風味がある。表面には大きな脂がけっこう浮いてるけど、この甘みとスープはベストマッチとは言えんよーな気がします。

麺はやや黄色をしてて噛み応えがあります。じっくり熟成させて寝かせてるみたいで、店内にはちょっとあからさまに張り紙がしてありました。

チャーシューはぶ厚いけど見た目のイメージほど凝縮された味わいはないかな。



全体的な印象は第一旭系に似てなくもない。九条ネギが使用されてたり、トッピングとかからも連想できるしね。ただ、紙一重でエースコックのスーパーカップともイメージが重なる(失礼)。

らーめんの味付けに反映されたストレートな方向性は個人的に好きや。ただ京風を目指すならもうワンランク上の繊細な味付けであって欲しいな。さらなる期待を込めて、少し時期を置いてまた来よう。



◆東口向かいのみずほ銀行に向かって左二つ目の角を護国寺方面へ。ちょっと進むと右手に見えてきます。

住所:東京都豊島区東池袋1-3-7/最寄り駅:池袋駅

【青葉】



◆特製中華そば 850円

◆えいけん的ランク:"AAA"



◆究極的(と呼んでもええやろ)に洗練された魚介ダシ系らーめん。シンプルに見えるけどなかなか類似したお店ですらあまり見当たらないんは、インスパイアされても真似するのがとても難しいのかもしれません。



メニューは中華そばとつけめん、これにそれぞれ”特製”があって計4種類のみ。おいらがオーダーした『特製中華そば』はチャーシュー3枚とメンマ増量、味付玉子がトッピングされます。

スープはややぬるめに設定されてるみたい(回転率重視?)で、魚ダシに見られがちな尖った感じがまったくなく、さっぱりやけど芯の通った味。シンプルながら深い味の奥は、スープの色同様不透明で隠れてる。(おっうまいね~)

量は全体的にちょっと物足りないけど、ひとつひとつに妥協がないのは食べてみると実感できる。麺は気持ち太めの柔らかタイプで、歯ごたえよりも喉越しを楽しむのが目的なんやろうか。煮玉子の柔らかさはこの世のものとは思えず、もーたまらん(これはタマラーでない人も是非試して欲しい)。メンマは極太で食感が素晴らしい。ぶ厚いなるとの美学はもはや言うまでもなし。どっちかっつーと比較的地味なチャーシューがこのお店では脇役に思えるくらいです。



最上ランクの評価である”AAA”はちょっとやり過ぎかも知れませんが、それでもおいらは東京の魚ダシ系でこのお店を超える味に出会ったことがありません。比較的万人受けヨリな味なんかも知れませんが、いつでもこの味と張り合えるお店が出現することを願ってやまへんのです。





さて、関係ないけど本日(日付が変わってるので厳密には昨日)をもってあの『東池袋大勝軒』が閉店となったそうです。おいらも過去1~2度くらいしか行ったことありませんでしたが、あれほどいつも長蛇の列が出来てたお店はなかったんやないやろか。

店主の山岸さんの優しいスマイルが乗り移ったよーなマイルドで美味しいらーめん、暑いなか並んで待ち続けたあの時間…今でも記憶に強く残っています。長い間お疲れ様でした。今後はその暖簾を引き継いだ各店舗でしか味わえなくなるんですな…



◆駅北口からサンモールに入り、適当なトコで右の路地に入る。最初にぶつかる南北を縦断する路地を北へ。ちょっと歩くと左手角に白を基調とした佇まいと行列が見えてくる。

住所:東京都中野区中野5-58-1/最寄り駅:中野駅

【野方ホープ】



◆みそラーメン+ドライカレー 800円+210円

◆えいけん的ランク:"B"



◆野方ホープでちょっと豪勢な晩ごはんです。今回は初めてのみそ味と、サイドにドライカレーをオーダーしてみました。



まずみそラーメン。ちょっと赤味噌風味が強くてこくのある味わい。でもイメージしてたよりずっとマイルドで少し物足りないかな。他にもなんか調合してるみたいやけどようわかりませんでした。

麺とスープの相性はまずまずで、背脂も相変わらず程よくてうまい。チャーシューやネギも味噌の美味しさを引き出すのに一役買っててええです。

ただ結論としては、やっぱりこのお店は醤油味がいちばん美味しい。そーそ、ドライカレーはトマトがふんだんに使われてて、酸味と中和して辛さはあまり強くない。こっちもマイルドやけどやや印象が弱いかな。らーめんとの付け合せとしてはまあまあ。



◆駅を東口に出たら、目の前の道路を代々木方面へ。(途中カーブがあるけど)そのまま曲がって明治通りにぶつかるので、交差点を渡って左手に黄色い看板が見えてくる。7~8分位。ちなみに代々木からやと15分くらいかかる。

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-8/最寄り駅:原宿駅

【十豚】
十豚070318

◆東京とんこつ醤油(大盛) 600円
◆えいけん的ランク:"C"

◆『野田家』を探してたら見つけたお店。小洒落た看板とアンティークな外観に興味を覚えたので入ってました。

スタンダードに醤油で。他に塩や味噌、つけめんなど一通り揃ってて、客層を選ばない現代的なイメージです。しかもボリューム並・中・大とも値段は同じ。ここはとーぜん大で。
スープは同系の『屯ちん』をさらにマイルドにした感じで、とんこつが苦手の人でもあまり抵抗はなさそう。逆にフリークには印象が薄いかも。化学調味料はしっかり使われてるみたいやが…
麺は黄色いちぢれタイプで、ちょっと独特な風味がある。量は多いんやけど、丼が統一みたいでそこの方がダマになってて食べずらい。スープとはなかなかの相性。

これを”まずい”と感じる人はあまりおれへんやろうけど、レストランっぽい麺や、化調スープとやや客に媚びた印象を受ける味で、全体的に小さくまとまった感じでした。やっぱり情報が全くない状態で入るお店はちょっとした冒険や。そのぶん先入観がないんでわくわくするけどね。

◆東口向かいにあるみずほ銀行左の路地を進んで、T字路にぶつかった右手前側。
住所:東京都豊島区東池袋1-2-8/最寄り駅:池袋駅

【大島ラーメン】



◆秘伝大島ラーメン醤油(大盛) 750円+100円

◆えいけん的ランク:"C"



◆おいらはこの”大島”とゆーのは静岡あたりの地名やとずっと思てましたが、どうやら人の名前らしい。てことはばりばり東京らーめんなんか?…ううむ、思い込みというのは恐ろしいわ。



夜やからやろか?まず最初にナムルがサービスされる。らーめんが来るまで胃をアイドリングさせるのに丁度いいです。つーかビールが飲みたい。

『大島ラーメン醤油味』をオーダー。ほんのり白濁した半透明なスープは見た目はしゃれた感じですが、飲んでみると昔風な印象があるかつお系のダシと鶏のライトな味わい。これはするする飲めるなと思ってたけど、実は食後にうって変わって舌がやたらとびりびりしました。

麺は柔らかいけどコシが弱く、デパ地下のフードコートを連想してしまう。トッピングはちょっと珍しい根コンブが入ってますが、このらーめんに対する必要性としてはちょっと首をかしげるな。チャーシューはほろほろのくずれるタイプで、単体としては美味しい。しかしこれもらーめん全体に対してのバランスはいまいち。イメージとしては新宿の『十味や』のそれとよく似てる。



美味しくないという訳ではないんやけど、ちょっと高めの値段設定と、大人しめの割りに化学調味料の効きすぎがやたらと印象的(これは素人でもわかるぞ…)やったので、次に暖簾をくぐるのは当分先かも。



◆駅西口からロサ会館へ向かう路地(ロマンス通り)へ入ってすぐ左へ曲がると右手に見えてきます。

住所:東京都豊島区西池袋1-37-2/最寄り駅:池袋駅

【一蘭】



◆ラーメン+替え玉 750円+150円

◆えいけん的ランク:"B"



◆最近『康竜』と交互に行くことが多くなってしまい、どーしても食べ比べてしまふ。

今回は白ネギ&替え玉、それ以外は前回と同じのオーダーで。スープはしなやかで、秘伝のたれも他の繊細な味を殺さない。個人的にはやっぱ『康竜』よりワンランク上をいくかな。もしかしたらワイルドな『康竜』は若者向けなだけやも知れんが。

ただ、この『一蘭』も食べやすくて奥の深いらーめんなんやけど、何故かどこか絶対的にファンをひきつける魅力に欠けるよーな気がする。かなり個性的で、同タイプで他にこれを上回るらーめんがあるってゆう訳やないんやけど。素人目にまだ改良の余地があるんでわ?と思えてしまいました。ちなみにチャーシューは今回イマイチでした。あと麺は超固がおすすめ。(極細なので伸びるのが異常に早い)



また関係ない話ですが、だいぶ前に自己啓発系の本を読んで、妙に納得した一文がありました。

『男性は会話に目的性を求め、女性は目的性を求めない傾向がある』

う~む、鋭いなあ。確かに会話において自分達なりに結論付けたり、目的的な意識を持った話は男性とする方が弾む。逆によくも悪くも他愛のない、結論を求める必要のない話は女性とするのが楽しかったりする。

ともあれ、肩肘張らずに対話できる相手というのは、男女問わず貴重な存在ですな。



◆東口から北へ向かって大通り沿いを歩く。区役所手前の道を左に曲がって(ここで右手に『えるびす』が見えてくる)次の十字路を右へ。ちょい歩くと右手に見えてくる。

住所:東京都豊島区東池袋1-39-11/最寄り駅:池袋駅

【たけちゃんにぼしらーめん】



◆カレーラーメン 950円

◆えいけん的ランク:"A"



◆”たけにぼ”レビューももう10回になるんか…今の環境のせいもあるけど、ここ半年で文句なしにいちばん通ってるお店や。

さて、今回はメルマガにて紹介された期間&店舗限定メニューの『カレーラーメン』に挑戦するで。会員限定で、かつ一週間だけ15時からの15食限定っつーことで、うまくこの時間を狙ってお店へ。しかし何のことはない、おいら以外にオーダーしてる人はいませんでした…。

気がついてみると食券販売機にも思いっきり『おすすめ カレーラーメン』てボタンが追加されてるし、もしかして予想ほど反響がなかったんやろか?まあええわ。



つくってる様子を窺うと、どうやら鍋だかフライパンだかでカレー汁と麺を一緒に軽く煮込んでるみたいでした。そのせいか、平打麺は芯を残しながらもしっかりカレーの色と味が染みてます。スープは煮干しだしの風味が壊れない、さらさらカレーとブレンドされて、辛さも穏やかで香辛料は表に出てきません。最後にぴりっと辛味の余韻が残りますが、これは多分底に沈んでた黒胡椒やろ。ともあれ、その出来ばえはとても上品ながらカレーという便利で安易な媒体におんぶだっこすることなく、カレーとスープのきわどいバランスを両立させた逸品です。

チャーシューは直前に炙ってるのか、とてもいい香りがします。しかもぶ厚くてトロトロなのが2枚ものってます。これが染み渡ったスープと引き立てあって、いつものチャーシューの美味しさを2倍にも3倍にもします。この組み合わせはまさに”出会いのもの”や。他のトッピングはメンマ、海苔、キャベツそしてなるとです。



このスープはさらさらながらも味付はしっかりしてるので合わんかもしれんが、個人的にはこれを細麺で食べたかったな…。つうかこのメニュー、定番になってほしいだす。



◆JR代々木駅西口から続いてる大通りを道沿いに5分位歩きます。

住所:東京都渋谷区代々木1-45-4/最寄り駅:代々木駅

【蒙古タンメン中本】



◆五目蒙古タンメン 800円

◆えいけん的ランク:"C"



◆辛くてあったかくなるらーめんを食べたくなる今日この頃です。てなわけで、池袋西口店オリジナルメニューが発表されたので随分久々に『中本』に行ってみることに。…とは言うものの、相変わらずの行列やわ。正直この行列に混じって並ぶのはちょっと抵抗があったので、今回訪問したのはたまたま行列が殆どなかったウィークデーの夜を狙った2度目のことでした。



でわさっそく注文。『中本』のよーに辛いラーメンは一般的に箸が進むのが遅く、さらに池袋西口店は店内がちょっと狭いので、回転率の悪さに拍車がかかってる。それでも比較的短い時間で席につけたので一安心。今回オーダーした『五目蒙古タンメン』は、いつもの『蒙古タンメン』に玉子や豚肉がのってて賑やかなトッピング…と思ってたんやけど、そのスープを見てびっくり。…なんや真っ赤な色してんねんけど。

そういや忘れてた。『中本』は辛さの基準がでたらめで、メニューの名称(イメージ)とあまり関連性がないんやった。ちなみに『蒙古タンメン』が辛さ”3”に対し、『冷やし味噌ラーメン』は辛さ”5”、『味噌タンメン』は”1”。今回おいらがオーダーしたやつはいったい…?!



スープをひとくち。辛っツ!!ちなみに食べ終わった後は胃がツーン、唇はたらこで暫くの間ぶよぶよでした。後で振り返って、ほんまよう食べられたわと自分に感心。辛さは”4”てとこちゃうやろか。メニューに注意書きしといて欲しかったわ。

麺は新宿店よりも固めで歯ごたえもしっかりしてる。個人的にはこっちのが好みや。そしてメインの麻婆豆腐やけど、これは毎回思うんやけど豆腐というより餡の存在が大きい。五目でだましだまし食べてたけど、辛さがまるで分散せえへん。



辛さを考慮してなかったんで、ここで正当な評価はしずらいんやけど、やっぱり”C”だわいな。

おいら、カレー香辛料・胡椒・カラシ・わさび・マスタード等殆どの辛味調味料は得意なんやけど、カプサイ系の唐辛子だけはほんま苦手だす。『中本』のラーメンはいつも見てて美味しそうなんやけどな…



◆西口を出たら、東京芸術劇場を左手に要町方面へ進み、信号を左に。マックを越えたら次の角を右に曲がった先にあります。(店舗は2階ですが、赤い看板が目立ってます)

住所:東京都豊島区西池袋3-26-6/最寄り駅:池袋駅

【麺屋武蔵 二天】



◆天豚天らー麺 880円

◆えいけん的ランク:"A"



◆武蔵の支店に行くんは初めてです。何せ新宿があの行列なもんで躊躇いがあったんやけど、池袋にある『二天』は空席もあってすぐに座れました。



まず驚いたのは厨房の狭いスペースでの豪快な二回湯切り。これはパフォーマンスとしてやってる面もあるんやろけど、見てて楽しい。つーか芸術的やな。

スープの濃さは選べんみたいやけど、新宿と同じで魚介と豚骨のWスープがベースになってる。これに『二天』独自のトッピング、ゆで卵を揚げたものと豚ロースを揚げたものがのる。こいつらが見事に武蔵のらーめんと融合して、海苔や揚げ物の香りと、さくっとした食感がプラスされる。玉子はちょい固めながらもほんの少し半熟感を残し、豚ロースは肉の旨味を衣で見事に閉じ込めてあります。麺は歯ごたえのある中太ちぢれ麺で、これは新宿のお店と同じタイプやろ。



前回の新高揚と比較するコメントでちょっと気の毒やけど、豚ロース肉の使い方が全く違う。オリジナル色が強い、改良に改良を重ねたと想像できるらーめんです。本店にないプラス要素が見事で、好みの差こそあるやろけど食べてみる価値ありやな。まあしょっちゅうという訳やないけど、ときどき無性に食べたくなりそうな感じや。



◆東口を目白方面に進んで、カラオケ館のある五差路を東南へ渡って進む。遠そうで意外に近い。

住所:東京都豊島区南池袋3-14-12/最寄り駅:池袋駅

【新高揚】



◆ぱいくーめん 1155円

◆えいけん的ランク:"B"



◆このお店のおすすめメニューである、『ぱいくーめん』を食べました。にしても、1,155円て高っ!なんかええことあった時のために取っとけばよかったわ。



さて、その『ぱいくー』とは何ぞや?ですが、平たく言って豚ロースのから揚げがのったらーめんです。衣は薄く、カツとゆうより唐揚げ。予め塩味がついててそのまま食べても美味しいです。ただ、いきなり核心やけど”この組み合わせはどうか?”というと、ちょっと首を傾げざるを得ません。

この唐揚げは個性が強く(脂っぽいとかいう意味ではない)、このお店の繊細な麺やスープの持ち味がスポイルされてしまい、全く目立たなくなってしまうんや。何故これが看板メニューになっているのかは本当に不思議な気がする。

そしてこの唐揚げ、衣は薄いから肉と分離しにくいけど、長時間浸すとさすがに剥がれてくる。スープを吸った衣はぶよっとして胃への刺激が強く、ちょっとおいらには…。



そもそも『ぱいくーめん』とは誰が発明したもんなんやろか?見た目は夢のような組み合わせかもしれんが、味そのものはお互いを引き立てる程洗練されていないと気づかされました。満腹感はかなりあってええけどね。





◆新宿駅南口から甲州街道を笹塚方面へ。ファッキンの交差点を北に折れて二つ目の角を西へ。地下にあるお店です。

住所:東京都新宿区西新宿1-16-13/最寄り駅:新宿駅

【光麺】
光麺070304

◆熟成光麺 730円
◆えいけん的ランク:"A"

◆今日は熟成光麺を食べました。日曜はランチサービスがないけど、美味しさは相変わらずでした。

さて今回はらーめんネタではなく、あるマンガのレビューをメインとしたお話です。
その名は『3×3EYES』。ヤンマガで長期にわたり連載されてた冒険ファンタジーと個人解釈的歴史モノが融合した作品です。作者は高田裕三氏。既に完結した作品ですが、あまりに有名ですので知らない人は少ないでしょう。

三つ目をもつ妖怪『三只眼』パイと、その力”不老不死”を得た藤井八雲が繰り広げる壮大な冒険で、40巻にもわたる大長編マンガです。
(あらすじについてはカツアイしますが、下記ネタバレがあるので未読の方はご注意下さい!)

何故急にこの作品のレビューをする気になったかというと、ここ最近になって再度1巻から読み直す機会があり、改めてこの作品に惚れ直してしまったからです。
おいらが最初に”3×3”に出会ったのは学生の頃でした。当時本格的なファンタジー作品と呼べるものはあまり出回ってなく(おいらが知らんだけかもしれんけど)、独特の世界観や美しいビジュアルに、たちまち魅了された記憶がありました。
とはいえ、非常に複雑かつ専門的でこみいった構成がなされていた為、最初の頃はその面白さを充分理解できずに表面的にあらすじをなぞっていただけでした。(それでもアクションがハデなんで面白いんやけどね)

その本質的な面白さに震えたんは、第二部の終盤(5巻)。あまりに悲劇的なヒロインの決断と、見事に読者を謀った秀逸なストーリー。かつてマンガにおいてここまで小説的に展開を配慮された作品に出会ったことがなく、おいらは非常に感動してしまいました。
といっても、最初から感動したというワケではないです。当初は何やらようわからんで『ふ~ん』と理解した気になってたんですが、後日改めて最初から予備知識を備えた環境で読破することで、この作品のすごさに気づかされました。これこそが、”3×3”の作者がわざわざ第二部という新展開を用意してまで読者に伝えたかったコトなんやと。

そして第三部以降、この第二部までで築かれた基本的な土壌と伏線をベースに、少しずつ”大いなる謎”が解明に向かって見え隠れしていきます。この魅せ方ももの凄いですが、何より細部まで考えられていた世界観(スケール)の大きさには、ただただ感服モノです。
とはいえ、様々なエピソードで読者を飽きさせない工夫は凝らしてあるものの、第二部のような衝撃的なクライマックスはその後特に到来せず、はたまたおいらは少し取り残されて『ふ~ん』的な感覚に戻り、結果的に数年前の最終巻を手にしても、これまでの感動を超えるものは感じることができませんでした。

しかし!今回改めて40巻全てを通して読み返すと…まさに第二部完の時と同じ、いやそれ以上の感銘を受けてしまいました。特に最後の4巻はスゴスギル!!
天真爛漫で自由な『パイ』、理知的で自尊心の強い『三只眼』、不完全ながらも偉大なる聖なる力を持つ『八雲』。この三人のキャラクター性は作品の中で大いに洗練され、最終的には見事にひとり立ちします。そして、ある意味では少年誌としての理想的な人間像を形成します。陳腐な言い回しですが、彼らは作品を通して読者の心の中で『人化の法』を完成させたんやと思います。
作中で一時的に念願の人間になることができた彼女達は、最終的にまたもとの鞘に戻ることとなりますが、これこそが三人全てを”生かす”ことのできる最大のハッピーエンディングだったと思います。そして、数々の魅力的な作中の住人達にとっても…。
そして、この完結に至るまで、読者みんながイメージしていた様々な憶測や推理が、完璧な形で反映されている。これだけのものが創りあげられた背景には、作者のただならず努力と葛藤があったものと思われ、安易に想像するのも躊躇ってしまいます。

長い連載の中で作品が大きく路頭に迷ったり、独自の宗教観に偏ったりすることなく(まあ少し趣味に走った展開はあるけど、遊び心の範疇)、作者は最終的にふたつのメッセージを我々に送っています。
”自分自身の闇の力”そして”人はお互いに補うことで生きている”ということ。前者はともかく、後者は借り物ではない、作者自身の心の叫びがダイレクトに伝わってきます。人間が人間を愛するもっとも基本的な考え方なのかもしれません。

おいら自身感じたことですが、この作品はあらゆる意味で独創的なため、多くの人に受け入れられるには根気強さが必要かもしれません。しかし、その真価(作者が伝えたいこと)は、あえて作中の奥深くに隠されており、そこに辿り着いた時の感動は大衆的な作品では絶対に味わうことができんと思いました。
いちファンとして、この偉大な作品に出会えた幸運を、今改めてうれしく思います。


◆JR西口から左を向いて、線路(ガード)と交番の間の路地を入って3分ほど歩く。明治通りに出たらすぐ左手にあります。
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-3/最寄り駅:代々木駅

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えいけん

Author:えいけん
ようこそ“えいけんワールド”へ!
ここではらーめんをメインとした東京のおいしいお店を開拓してます。個人的意見ですが、仕事や学校を終えた後にガッツリ食べるらーめんは最高!至福のひとときです。

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