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【ラーメン四天王】



◆豚骨ラーメン(塩) 600円

◆えいけん的ランク:"C"



◆関西では有名なお店らしいが、おいらは知りませんでした。う~ん、おいらモグリなんやろか。



このお店のスタンダードは“とんこつ塩味”らしいので、コイツをオーダー。

最初はほんのり海老のような香りがしました。香油やろか?スープは見た目は白濁した不透明色の上に油が浮いてて、飲んでみるとがっつり豚骨味です。ただ、ここで塩味(あと、デフォルトで少しブレンドされてる高菜もか?)が強すぎて味付けはかなりしょっぱいです。運動した後とかで立ち寄ったら丁度ええかもしれんが、普段でこのしょっぱさはちょっとな…。でもまあ深さはないけど割り切ったジャンクフードといった感じで、味はそれなりに安定してると思います。ニンニクも嫌味のない程度に効いてます。なんか“うまかっちゃん”てゆうインスタントラーメンを思い出しました。

麺はとろみスープに溶け込むような雰囲気のやわらかストレート麺。この感触はいかにも関西っぽい味わいや。トッピングはかなりシンプルで、白ゴマ、海苔、ネギ、微妙にもやし、そしてチャーシュー。チャーシューは後で火を入れてるらしく、香ばしさはあるものの、ベースがいわゆる焼き豚っぽくてちょっと甘い。これは賛否が分かれそうや。あと、スープの底の方に固形の調味料が残ってた…



なんや結構な酷評になってもうたな…。でもこのらーめん、頭のてっぺんから足の先までとことんジャンクやけど、生意気を言わせてもらうと、おいら的には何故か作者の美学のよーなものを強く感じました。なんちゅーか、あくまで万人受けを焦点に徹底的に追求されたジャンクさは、決して皮肉ではなくて、誰もがらーめんという手軽な食べ物を楽しんで欲しいという気持ちが伝わってくるようです。



◆東口ロータリー向かいのみずほ銀行左の路地を入って十字路にぶつかったら左へ曲がってすぐ右に派手な看板が見えてきます。

住所:東京都豊島区東池袋1-4-4/最寄り駅:池袋駅

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【げんこつ屋】



◆げんこつ香油らーめん(大盛) 1000円

◆えいけん的ランク:"A"



◆久々に行ってみると、「チャーシューは国産豚」「ネギは九条ねぎ」に変わって値段据え置きとのこと。ほほぅ…どれ程のものか見極めてくれるわっ!



まずチャーシュー。これは厚切り4枚肉になってました。このお店のどデカイ角煮チャーシューが取って代わられたのは残念やが、値段据え置きとはいえ大変なんやろな…まあこれでも充分ぶ厚くてボリュームあります。味付けはクリアな喜多方系って感じで豚肉特有の重さがまったくなくて素晴らしい。全体的印象としてはオリジナリティが抑えられてしもたぶん、全体的なバランスは向上した感があるか。

ネギはそれ自体が細かく刻まれてて麺とかの下敷きになってるので、正直ようわからんかった。そもそも九条ネギは豪快な輪切りをむさぼるよーに喰らうのが醍醐味やと思うんやけどね。

そしてスープですが、相変わらず見た目の色とは真逆に、透明感のある洗練された醤油豚骨がベースです。これに鼻を刺激する混じり気のない香油がブレンドされると、ずしーんと濃厚味に変化する。実に見事なアイデアやと思う。麺は中太で少し芯の残った固さが心地よい抵抗感を生み出します。食べ始めると箸が止まらんくなる…

今回は大盛でいってみましたが、これやとすり鉢状の器がひと回りでかくなって見た目以上に“かさ”が増えます。メンマや煮玉子などのトッピングがええ箸休めと薬味になるので、たとえ大盛でも途中で飽きることなく最後まで突っ走れます。



◆靖国通りから大ガード抜けて小滝橋通りに交差したら、北(大久保方面)へ折れて10秒位歩くと右手にあります。

住所:東京都新宿区西新宿7-1-4/最寄り駅:西武新宿駅

【すみれ】
すみれ070425

◆醤油ラーメン+辛子さつま揚げ 800円+100円
◆えいけん的ランク:"A"

◆『すみれ』に行って来ました。今回は澄んだこげ茶色スープの醤油ラーメンと、思わず衝動的にトッピングしてしもうた辛子さつま揚げのレビューです。

スープは濃い目の色と強い醤油味で、いかにも感覚が鈍くなりがちな寒い街にふさわしい、目が覚める味です。噂では東京の『すみれ』は味付け大人しめらしーけどね。確かにスープ飲み干しても、不思議と後味は穏やかです。ラードが浮いてるけど油っぽさは口の中に残りません。こいつぁどーなってるんや???
うんちくによると、焦がしニンニクとラードをいち早く取り入れたのが、この『すみれ』らしい。確かにらーめんがやってきて最初にくる強烈なラードの風味は、食欲…いや、“魂”を刺激されるね。あとニンニクはそれほど感じさせんけど、口当たりがよくてそれがまたいいっす。

麺は玉子麺らしいが、醤油味のスープ色とラードがこれまたいい感じに染みてて絡んでうまい。普通盛やとちょっと量が少ないのが残念。トッピングはチャーシュー、メンマ、かまぼこ、ねぎ、炒めもやし&タマネギ。どれもクオリティは高いけど、特に感動するのが炒めもやし&たまねぎ。旨味が十二分に発揮されてます。あとかまぼこってのが変わってておもろい。追加トッピングしたさつま揚げとちょいかぶるけど。
さつま揚げは後でじんわり辛さが舌を刺激するタイプで、スープに浸すとこれまたうまい!なかなかの組み合わせやと思います。

う~ん、個人的には『すみれ』は断然、醤油味の方がおすすめやな。札幌の醤油らーめんって感じで、非常に個性的な出来ばえです。こっこれは『純蓮』の醤油も試してみなければ!!

◆池袋駅から東武出口寄りにあるモニター通り(よく待ち合わせで使われてる場所ね)の奥を進んで、エレベータを12階へ昇る。
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 スパイス池袋東武12F/最寄り駅:池袋駅

【桂花】



◆桂花ラーメン 700円

◆えいけん的ランク:"C"



◆言わずと知れた、熊本とんこつを世に知らしめた代表的な老舗店。アンティークなセンスを持つ店名ロゴデザインが面白い。



このお店ではターロー麺がNo1おすすめらしいが、ちょっと重たいのでここはスタンダードな『桂花ラーメン』で。

そのスープは豚骨臭とにんにくの香りがまずどーんとやってきます。見た目どおりその味はクリーミーでコクがあり、後味がぴりりと辛い。見た目の先入観ほどくどさはなく、不思議と後を引くスープです。とはいえ、熊本らーめんは個性的な九州らーめんの中でも特にインパクトが強いので、その中でも東京向けにアレンジされず、老舗の味わいを守り続けてる『桂花』は、相当客を選ぶらーめんであることは間違いないやろな。

麺は中太ストレートで、固さの残ったぼそぼそタイプ。その他は特筆事項あまりないかな。チャーシューは旨味抜群でしたが。



少し時代の流れに押されてしまったというのがおいら的所感やけど、九州とんこつのひとつのルーツを強く感じさせるお店です。それにしても九州系のらーめんは本当に奥が深いですな。



◆駅東口からサンシャイン通りへ入って、東急ハンズ手前の道を右折してちょっと進んだ右側。

住所:東京都豊島区東池袋1-22-13/最寄り駅:池袋駅

【オリオン食堂2】



◆特別仕立て新醤油ラーメン(大盛) 650円

◆えいけん的ランク:"B"



◆評判のお店なので一度立ち寄ってみよーと思いました。店内に入るとすぐ右手に食券販売機があるんやけど、メニューがやたらと多くてびっくりしました。丁度新作とゆーことで、おすすめっぽい“新醤油ラーメン”てのにしてみました。大盛は期間限定で無料のよーです。これはとーぜん頼むわけで。



まず不透明で茶色いスープからはにんにくの風味が漂います。脂は浮いてない代わりに魚粉が効いてて、とろみがあって少な目のスープはどこか『天下一品』を思わせます。でも味のほうは濃厚で凝縮された豚骨醤油味で、『光麺』の“熟成光麺”イメージの方が近いかも。

麺は細めタイプで、とろみスープとの絡みは抜群。トッピングはチャーシュー、煮玉子、海苔、ホウレン草で、ひとつひとつの美味しさもありますが、どちらかというと印象的なのは、麺との総合的バランスがよかった点です。このへんも『光麺』と共通するスタイルですな。

全体的な感想としては、お酒の後に立ち寄ることを想定してるのか、らーめんそのものに強いインパクトを持たせてはいませんが、丁寧に作られた印象のスープは後味もよくて純粋に美味しい!そして店員さんのこだわりがありそーな仕事ぶりにも非常に好感がもてました。ちょっとにんにくが強めか?というのが個人的感想ですが、まあこれは好き好きやろね。色々創作的メニューが多そうなので、今度は何を食おうか、今から楽しみです。へへへ…



◆南口から長崎銀座をまっすぐ進んで商店街の終わりの方に左手に見えてきます。店内・外とも黒を基調とした、ちょっとした飲み屋みたいなゆったりした雰囲気です。

住所:東京都豊島区南長崎5-15-3/最寄り駅:東長崎駅

【若月】



◆手打ちラーメン(醤油) 400円

◆えいけん的ランク:"C"



◆新宿で恐らく最も古くからやってるらーめん屋さんでしょーな。このお店を語らずして東京のらーめんを語れんかもしれません。



昭和初期と思われるその街並みは、横浜ラーメン博物館ほど古めかしくはなく、つくりものでない現代の影響を少なからず受けてきたよーな、どこかリアルな印象です。

新宿には綺麗でおしゃれなお店が沢山あるのに、夜この界隈は多くの人で賑わってます。たとえ現代人であっても、拠りどころにしたい場所なんやろな。

それにしても、これだけ雰囲気のある界隈は、おいらの知る中ではこの新宿と上野くらいかな。浅草とかみたいな下町雰囲気でもない、不思議なゾーンです。



さて、店内は縦長でカウンターのみ10席程度。話好きっぽい店主に素朴ならーめん。そのスープは鶏ガラベースのすっきり薄味で、後から少しずつ旨味が蓄積されてきます。決して高級食材ではないやろうけど、このベタな美味しさはどこかほっとします。

麺は自家製の手打ちだけあって、茹で上がっても太さが不均衡なため、部分的に芯が残ってたりします。それから重曹?か何かの薬のよーな匂いがするかな。でもチャーシューは旨味が凝縮されてて美味しかった。



このお店は多くのらーめん本でも紹介され、絶賛されてますが、おいら個人的な感想としては、長い年月で洗練されたというより、時間がずっと止まったままのお店なんとちゃうやろか。他では絶対に味わえないとゆーらーめんではないけど、このたまには足を運びたくなる雰囲気がええと思います。



◆新宿思い出横丁の真ん中あたり西側のお店です。昔の新宿はこんな感じやったんやろか…生まれてもいない時代に思いを馳せてみたくなるね。

住所:東京都新宿区西新宿1-2-7/最寄り駅:新宿駅

【麺屋武蔵 鷹虎】



◆塩ラーメン(鶏3:豚1) 730円

◆えいけん的ランク:"B"



◆武蔵が高田馬場にも出来たよーですが、他店とはまた趣旨が異なるよーで、とにかく行ってみた。昼時やったけど余裕で着席できたんはラッキーかな。



まず、スープの比率を鶏・豚でチョイスできます。今回は鶏をちょい多めに3:1という比率にしてみました。

そして、醤油・味噌・塩味の選択もできます。これはベースを鶏ヨリにした事もあって、なんとなく塩味でいってみることに。

最後にトッピング。魚粉、辛粉、揚げニンニクを無料でつけられます。今回は魚粉と辛粉にしてみました。

う~ん、これだけ選択幅があると逆にちょっと大変かも。まあ攻略し甲斐はありそーですな。店員さんもオーダー見て都度配分してるみたいやけど、間違えんのやろか?



さて、塩味と鶏ヨリの組み合わせは成功やね。『まるきゅう』よりもマイルドでクセの少ない塩味やけど、しっかり風味が生きてる白湯スープです。原材料そーとーこだわってそうや。魚粉や辛粉は思ってた程でしゃばらないスパイスやけど、やっぱりブレンドされるとかなりスープの性質が変わります(特に辛粉)。塩味との組み合わせはお互いを引き立てる程の組み合わせではないけど、ケンカするほどでもない。この辺はどれとどれをセッティングしても外さないよーに吟味されたんやと思います。

麺は武蔵スタンダードであるもちもちした中太ちぢれ麺で、ほんのり芯に固さが残ってて美味しい。メンマはごっつい仕様で、風味&歯ごたえはかなりいい。チャーシューはそのまま食べると割りと普通ですが、スープに浸すとその真価が目覚めます。ほろほろ感がたまらん!そしてネギと揚げネギは大胆にごろごろしたざく切り状態で、無骨ながらもそのワイルドさがええです。



今回おいらが選択した組み合わせは“B”としておきますが、基本ベースはさすが武蔵だけあって、“A”クラスやと思います。でもこの評価は個人的なベストチョイスを見つけたときまで取っとこうと思います。



◆早稲田口から早稲田通りを向こう側に渡ったら、JRと西武線の間にある細い路地へ入ってすぐ右側。駅からすぐそばやけど意外に見つけづらいので、武蔵の中では穴場かも。

住所:東京都新宿区高田馬場2-19-7/最寄り駅:高田馬場駅

【味七】



◆みそラーメン+チャーシュー 700円+250円

◆えいけん的ランク:"B"



◆かつておいらが北海道みそらーめんに目覚めたきっかけは、『味噌一』とこの『味七』やった気がします。昔と違って中野に立ち寄る生活でなくなったんで、このお店も随分とご無沙汰です。

ここのみそラーメンは“懐かし系”てやつで、『すみれ』のよーな斬新なインパクトはないかも知れません。でもその懐かしさっつーか、田舎っぽさが都会の喧騒を忘れさせてくれるとゆー面では、これまた非常に貴重ならーめんです。



まずスープですが、ひと口めは口当たりほんのりな薄味の印象なのに、後から優しくて、でもしっかりとした味噌の美味しさがやってきます。温度も高めやけど、熱々で飲めん!とゆーほどでない感じです。

麺は北海道系によく見られる黄色いちぢれ玉子タイプで、麺そのものに独特な風味と淡白な旨味があります。鉄鍋でスープと炒めてあるもやしと挽肉はいいスパイスとなってて、麺と一緒に食べるとまたうまい。最後まで飽きさせない演出や。ただちょっとお飾り的なメンマだけはマイナスかな…。

チャーシューはトッピングとなってるけど、昔は『みそチャーシューメン』というメニューでした(値段は同じやったと思うが)。箸で簡単にほどけるモモ肉のよーな柔らかタイプで、4枚のっかってます。“北海道みそ”に必須なトッピングではないかもしれませんが、『味七』には必須やと思います。



たぶん9年ぶりくらいやったんやけど、その味は色あせるどころか、急ぎ足で変化していくらーめん流行とは裏腹に、殆ど昔と変わってないよーな印象でちょっと嬉しかったです。『本物のサッポロラーメン』というのはきっと真実なんやと思う。



◆北口を出たらサンモールに入ってひたすら北へ(意外に距離歩きます)。中野ブロードウェイの入り口手前の道を右へ入り、少し歩いた右側。

住所:東京都中野区中野5-56-13/最寄り駅:中野駅

【たけちゃんにぼしらーめん】



◆カレーラーメン 950円

◆えいけん的ランク:"A"



◆いくらか期間延長になってた代々木の『カレーラーメン』ですが、本当に終了のようです。てなわけで喰いおさめしてきました。

※ この記事を掲載した4/11時点では既に終了しています。ご注意を!



そーそ、前回色々憶測を含めたコメントをいくらか書いてしまいましたが誤りがあったのでここに訂正とお詫びです。う~む、はずいのぅ。



?券売機で誰でも買えると思ってたけど、やっぱりVIP会員専用で購入の際に提示を求められました。

?麺をスープと一緒に煮込んでると思ってたけど、どーやらスープとカレーをフライパンで煮込んではいますが、麺は一緒には入れてないよーでした。



口当たりの良い、遊び心たっぷりのカレーラーメンを改めて堪能しました。また時期をおいて復刻してくれんかな。

ちなみに今回たまたま?なのか、なるとが2枚入ってました。些細な話ですが、なるとフリークなおいら的には小さな幸せでした。フッ…



◆JR代々木駅西口から続いてる大通りを道沿いに5分位歩きます。

住所:東京都渋谷区代々木1-45-4/最寄り駅:代々木駅

【博多天神】



◆ラーメン 500円

◆えいけん的ランク:"B"



◆こてこての博多らーめんが食べたいっ!そんな時はやっぱおいら的に『博多天神』に直行や。

100%とんこつなスープは見た目とは裏腹にクリアでライト。でも芯のあるコクがあとからやってきて腹にずっしりたまります。素材勝負の飾らなさが武器で、ひとつひとつに決め手はないが、決め手がなくてもその良さは繁盛振りでわかる。これが決め手なんやろな。個人的には、黄身まで塩味の染み込んだしょっぱいゆで玉子が大好き。こーいう玉子が食べられるとこってらーめん屋に限らず、今はあまりないよな~。



さて、リピート記事で内容が少なかったのでまたちょっと思いついたことを書きます。



日本も高度成長期が落ち着き、バブルがはじけ、景気は未だに不安定なところがありますが、社会に生きる人々の新しいスタンスはこの時代にきてひとつ確立されつつあるような気がします。

誤解を恐れず極論を言えば、”人間は社会で生きていくにあたり、明確に役割分担される時代が来た”というふうに感じます。



将来を担う子孫をつくり、また教育に傾倒する者。あくまで経済を追いかけ、国を安定させようと維持する者。はたまたステータスを持たずに奔放に街を徘徊する者…。



これまでも人々には ”自分やその周りに相応した” 役割が与えられてきてましたが、それはあくまで環境がそうさせたという、受動的・帰納的なイメージが強かったような気がします。これに対して現代はもっとアグレッシブに、個々が自ら望んで(とは言い切らんかもしれんけど)ひとつのライフスタイルに自分を当て込むことがより自然になったというコトなんでしょう。そして、そうやって生きていくのが人間にとって生涯を全うするという偉業であることに取って変えられたという考え方もできます。

これは、時代が人々にこういったスタイルを求めるようになったのではなく、気がついたらそうなってしまっていたという表現のほうがしっくりくるのではないでしょうか。



人間(特に日本人)って、みんなが意識している以上に合理性が身についているのかもしれません。そして、その能力に磨きをかけた人類はこれからどこに向かっていくんやろうか…



◆大ガードから小滝橋通りを大久保方面へ歩いて、すき家の角のさらに次の角を左に曲がってすぐ右に曲がるとあります。

住所:東京都新宿区西新宿7-15-17/最寄り駅:西武新宿駅

【やったる】



◆らあ麺(醤油/細麺) 550円

◆えいけん的ランク:"B"



◆名前だけは聞いたことあったんやけど、まるで情報がないまま入ってみました。ここは基本でらあ麺(醤油)をオーダー。それから麺が選べるそーなので、スープ系統がわからんかったけど個人的好みな細めんで。



出来上がった丼をのぞいてみると、いわゆる背脂ちゃっちゃ系の東京とんこつタイプのようや。醤油は控えめで丸みのある味わい、色も乳白色をしてます。豚骨は背脂の自然な甘さと風味が感じられます。第一印象としては、吉祥寺にある『ホープ軒』にとてもよく似てる気がしました。

一般的に東京とんこつは横浜家系とは違って醤油の主張が少ないので、細めんとも相性がええんやろな。とはいえ、トッピングのもやしとかちょっとパサつきのあるチャーシューはそれぞれがスタンスを持ってて、スープ以外とは各々協調し合わないという面白いスタイル。このドライさもええと思います。

店内にも書いてあるけど、確かににんにくや豆板醤が合いそうならーめんです。今回はスタンダードにいってみたけど、色々バリエーションがありそうなのでこの辺は次回試してみようかな。



この系統のらーめんとしてはかなりクオリティの高さを感じましたが、ほんの微妙に個人的好みがズレてた気がしたので、境界線を引いて”B”としました。とはいえ、通いつめたらハマるかもしれんけど…。

それからこのお店はサイドメニューが充実してそうでした。あと全体的にリーズナブルなので、ビールを飲みながらちょこちょこ注文するのが楽しそうな雰囲気やね。



◆早稲田口を出たら、ロータリー左手の早稲田通り沿いにある交差点を渡り、目白方面へ。最初の路地を右に曲がってすぐ左に見えてきます。

住所:東京都新宿区高田馬場2-16-4/最寄り駅:高田馬場駅

【町田家】



◆ラーメン(中)+味付半熟玉子 750円+80円

◆えいけん的ランク:"B"



◆このお店は“麺の固さ”“醤油の濃さ”“脂の多さ”をカスタマイズできるんやけど、よく考えたらスタンダードなものを試したことがなかったので、ここは全部ふつーでオーダーしてみました。

脂や醤油は想像してたほどの差が感じられず、まあこの辺は作る人のサジ加減もあるんやろな。でも麺は全然違いました。普段オーダーする“固め”はある程度芯を残した歯ごたえを楽しむタイプなのに対し、“普通”は水分を多く吸わせた、ぬめっとした平麺独特の食感や。これは意外にも新発見や。うまい!

にしても横浜家系はおいら的に開拓不足で、まだまだポテンシャルが秘められてるのかも知れんが、終始フラットで波の少ない展開なのが気になる。(例えば東京の昔なつかし系醤油とかとはまた別の意味で…)また、ベースがベースだけに、醤油やとんこつの個性強めな旨味におんぶしてる感が否めない。反対に、平面的やけどこのホッとするよーな味が本来の横浜家系のよさなんかもしれんけどね。



…そういや最近リピートレビューばっかやな。もっと新規開拓していかねば!



◆新宿東南口からエスカレーターを降りて、甲州街道を下からくぐり、南側の側道を進みます。マクドの先の路地を右に曲がって進むと、明治通りにぶつかる前に右手に現れます。

住所:東京都新宿区新宿4-1-20/最寄り駅:新宿駅

【はな火屋】



◆ざる(大盛) 600円(ランチタイムのみ)

◆えいけん的ランク:"A"



◆以前にもいくつかのレビューで書いたけど、ここ数年で流行りつつある”つけ麺”というスタイルはおいら的にはそれ程惹かれるものがありません。らーめんの醍醐味であるスープを、麺を食べる合間にずず~とすする快感がそこにはないからというのが恐らく一番の理由なんやろと思います。

ですが、中には例外もあってここの『ざる』はらーめんと比較してもまったく遜色なく、下手するとらーめんの上を行くのではと思うほど出来がいいです。おいら的には数少ない、お気に入りのつけ麺です。



スープはそのまんま飲むのもOKな薄味醤油ベースで、脂ほんのり、焦がしネギの風味ふわ~んと、基本に忠実やけど飽きのこない味付け。ではこのつけ麺は何がすごいのか?それは麺のクオリティに尽きる。黄色い細めのストレート麺で、歯ごたえを感じる抵抗感と、薄味のスープに絡んで思わず次々と飲み込みたくなる衝動が押さえられません。

このお店のざるを食べると改めて実感させられるのは、”つけ麺”の美味しさは主役である麺がほぼ決定しているということ。スープはあくまで引き立て役なんやね。

その他、小ぶりのチャーシュー二枚とたっぷりのもやし、スープに溶けない二枚のでっかい海苔。ランチタイム中は量が選択できて、大盛は300gとボリュームたっぷりやけど、食後のすっきり感もよくランチ向きです。



◆アクセスは新宿大ガード交差点から小滝橋通りを大久保方面へ進んで、ふたつめの信号を左へ。

住所:東京都新宿区西新宿7-8-6/最寄り駅:西武新宿駅

【小法師】



◆塩らーめん 630円

◆えいけん的ランク:"C"



◆このお店も久々です。メニューをのぞいてみると、ランチやディナー向けセット、和風冷やし等、種類が随分広がってました。これも生き残り戦略なんやろか…?そんな中で塩らーめんがあったのでこれを試してみっか。



スープは透明なタイプですっきりした喉越しです。塩味は控えめで、だしも控えめ。ただ麺やチャーシューは基本のままなんで、特に味付の濃いチャーシューとの相性はいい気がしました。その他ニラやきくらげは申し訳程度に入ってるだけですが、もやしは麺より多いんちゃうやろか?と思う位たっぷり丼を覆うようにのっかってます。これは食べ応えがあってプラスポイントや。

全体的な印象として、基本スタイルは喜多方のままで塩味をつくってみたという感じです。安易に塩らーめんという商品を追加したんやなくて、このスタイルに合うように塩味をあわせたという意向が感じられ、これは好感が持てます。とはいえ『蔵太鼓』の塩とんこつを食べたときも思ったんやけど、このらーめんにおける必然性とゆーか、オリジナリティが今ひとつ見えんかったのが残念でした。それとも、単に喜多方らーめんを塩味で食べたいという要望が多いもんなんかな?



◆練馬店のアクセスは、練馬駅南口から線路に平行した千川通りを東へ進んで、消防署や警察署のあるT字路を南へ。目白通りへぶつかったら右に見えてきます。

住所:東京都練馬区豊玉北5丁目23-3/最寄り駅:練馬駅

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えいけん

Author:えいけん
ようこそ“えいけんワールド”へ!
ここではらーめんをメインとした東京のおいしいお店を開拓してます。個人的意見ですが、仕事や学校を終えた後にガッツリ食べるらーめんは最高!至福のひとときです。

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