2008/02/17 07:17:01

◆鶏と魚介の雫+味付け玉子 650円+100円
◆えいけん的ランク:"B"
◆1~2年ほど前やたらと雑誌で見かけ、遠いけどいつかは行ってみたいと思ってた『らーめん雫』へ行ってきました。よく地図を調べないでうろうろ探してしもたんですが、ひっそりとした上品な佇まいはまるで隠れ家のよーなわくわく感がありました。
時間帯を外して行ってみたものの、土曜なのである程度の混雑は覚悟してたんですが、たまたまなのか店内はおいら一人でした。
さて、このお店、月水土と火木でメインとなるらーめんのスープが異なるよーです。月水金は醤油味の『鶏と魚介の雫』、火木は塩味の『鶏の雫』という感じで。今回は土曜に訪問したんで、前者の醤油味をオーダーしました。
小ぶりの丼に、鶏白湯に醤油がブレンドされたオレンジ色のスープは、ビジュアル的にとても美しく、芸術的なこだわりとセンスを感じました。肝心のスープは、鶏の強い風味をうまく醤油が包み込む感じで、まろやかで密度の濃い味です。風味にはアクセントに干しエビの香りもします。醤油は尖ったものが一切ない優しい味わいで、鶏スープとの相性も抜群やと思いました。
これはおいらが東京にきていろんならーめんの味を知ってから気づいたことなんやけど、一般的に鶏をじっくり煮込んだスープは、いわゆる鶏ガラ醤油みたいなあっさりスープとはまったく違って、濃厚でとろみと強いコクがあり、胃へのインパクトもかなり強いです。もしかすると豚骨以上に独特で、好みがはっきり分かれるんやないかと個人的には思ってるんですが、このらーめん全体から感じられる『優しさ』というコンセプトが、この鶏スープを多くの人が楽しめるものにしている気がします。
麺はやわからな中太ちぢれ麺で、抵抗感は弱めです。スープにうまく溶け込んでずーずーっとかっこんでしまいますな。3枚の鶏チャーシューはハムのような食感で、焼いたり煮たりしたというより、ボイルされたという表現がぴったりくるよーな旨みを持ってました。トッピングした味付け玉子は、中はとろーり、フチは黄金半熟の思わず頬がゆるんでしまう美味しさでした。
ただひとつだけ残念やったのは、『肉飯のパリパリ揚げ』『バモチョ』といった、珍しそうなサイドメニューが中止になってたこと。らーめんとの組み合わせ可能なものがトッピングのみで、ボリュームを考えるとちょっと寂しいかな…。
場所が遠いのでめったに立ち寄る機会がなさそうですが、今度は火金に来て塩味を試してみたいです。
◆西口ロータリーをまっすぐ進み、最初の角(右手にモスバーガーあり)を右に曲がる。ちょい歩ったらまたすぐ右に曲がるとでっかい看板が見えてきます。
住所:東京都福生市福生1043-1/最寄り駅:福生駅
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