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今回はらーめんレビューではありません。おいらのちょっと変わった知り合いを紹介します。

彼の名前は『くうきぃ』。ちょっと世間に対し斜に構えた視点を持つ、いわゆるアウトローです。おいらもネット上の知り合いなんで、それ以外は今のところ不明です。

今日は彼のちょっと大声では言いにくい妄想や言動を日記形式で綴ったものを提供してもらったので、載っけてみることにしました。
(念のため宣言しておきますが、これはフィクションです。当然ながら、内容の真偽等について、本人や当サイト管理者は全く関知できませんので、あしからず)



【くうきぃのアウトロー奮闘日記 Chapter 1】
~地デジって本当に2011年7月で完全移行するのか?~



日本全土を揺るがす東日本震災の1ヶ月ほど前のこと、彼はある行動を起こした。

「…それにしても、最近はどこのTVでもテロップが流れてるな。NHKですら、特定の時間帯ではアナログが映らなくなったときの“砂嵐”を出したりしてるし。これまで無視してきたけど、僕の家はまだアナログTVだし、そろそろ地デジ切り替えとか考えたほうがいいかも。」
と、偵察がてら吉祥寺にある大型量販店に見に行くことにしたのだが…。


しかし彼はここでいきなり現実に対し、愕然とすることとなった。店員に設置に必要な機器を確認したところ、デジタル放送を受信するためには、チューナーとカードの他に、UHFアンテナやその設置、おまけに地域によっては受信の感度を向上させるブースターまで必要だというのだ。
店頭の説明書きにも「チューナーがあれば地デジが見られます」としか書かれていないにもかかわらず、だ。いざ店員に確認したら、次々と必要な設備やアイテム名がどんどん出てくる。ちなみに現在持っているDVDレコーダーすらも、デジタルでは使えないという。

彼が世間的に勉強不足で、単に知らなかっただけかもしれない。が、こういう情報はTV等でもあまり告知されていないのが本当のところだったようだ。

金額を見積もってみると、ざっと20万円!(特にアンテナ設置費が高い)軽い目眩を感じながらも、彼は落ち着いて考えてみた。
「まあ、これはまったくデジタル関連の環境がない僕のような場合だけだと思うが…。最近の新しいTVはチューナー内蔵とか、また神奈川近辺の人はもともとUHFアンテナ持ってるという話も聞くし、皆が皆、これらを必要というわけでもないだろう。」

しかし、彼はこうも思った。

「いやまてよ。全員でなくても、東京在住で僕と同じ境遇の人も多い筈だ。アンテナ設置もお年寄りにはもちろん、素人では到底無理だろう。ということは、皆これだけの出費を何も言わず出しているのか…。よく暴動が起きないな。」

この時、彼は日本人の従順さに思わず感動すらしたという。



だが彼にとって幸いだったのは、TVが彼のライフスタイルにおいて、必要不可欠な機器ではなかったことだ。

「フッ、TV見るためにこの出費はありえないな…」
彼は踵を返した。しかしここで、親切な店員が「アンテナがなくても卓上設置式でチューナー内蔵のものがありますよ」と教えてくれ、さらに映るかどうかも無料レンタルして試せるという。

「なんだ、そんなサービスがあるのか。だったら大々的に告知すればいいのに。」
彼は0.7秒ほど疑問を感じたが、無料という甘い言葉によって、あっという間に頭の隅に追いやられたようだ。



…しかし結果は×。近隣の建物の影響なのか、卓上型アンテナを設置しても、彼の家ではデジタル信号は受信できなかった。

「さて、どうするか…」と考えていた折、今回の大震災が起きてしまった。





彼と彼の家は、幸いにも大事に至ることはなかった。
そして今回の体験を経て、彼の頭にはひとつの閃きが生じた。



「待てよ…?この状況で、果たしてアナログ放送は本当にあと4ヶ月で終了するのだろーか?」

彼はWebや友人等、色々な観点から調べてみて、とても興味深い情報を知ることになる。


彼の知ったところによる、現在の地デジの課題をざっくりサマリーすると、以下の通り。

①難視聴地域への対応が追いついていない(彼の西日本地方の知り合いの証言からも、全く見れない広域エリアが存在することが判明)
②デジタル移行をしない家庭に対し、TVは広告媒体としての有効性を確実に何割か失ってしまう(これは少し考えれば、確かに当然と云えよう)
③新しい電波塔であるスカイツリーの完成が2012年(これにより、現在デジタルが映っていても、将来的に映らなくなる可能性があるということ)


しかし、これだけ多くの不安材料(実はまだまだあるらしい)があるにも関わらず、国と関係者としては、これだけの大風呂敷を今更やめるわけにもいかず、あちこち奔走しているというのだ。

出典:「ポチは見た!」から引用させて頂きました。大変興味深かったです。





これに加え、ここから彼はさらに仮説を発展させてみた。

「いくら“TVはライフラインではない”といっても、今回の震災でその重要性は再認識されたはずだ。そんな中で、未だに『アナログ放送は7月で一方的に終了しますよ』なんてのが通用するのか?」



「…答えは恐らくNo。そして“逆”だろう。今回の利害関係者にとって、“機会損失の回避と、面子の維持・回復”という、絶好の機会が訪れたはずだ。ならば、ここまでくれば結論はもはや火を見るより明らかじゃないか。」








「アナログ移行そのものが中止されることはなくても、間違いなく延期される。」




これが今回、彼が結論づけた仮説である。そして彼は、まだデジタル移行してない、或いは移行に躊躇している方へ向けてメッセージを送っている。

「これ以上周囲の情報に振り回されたり、非効率なコストをかけて一部の利権者に搾取されないために、皆さん自分の判断をして欲しい。」





「…でもまあ責任は各自で取ってくれ。でも僕は自分の判断で、こちらから地デジに切り替える働きかけは、もうしない。」










P.S.
「あの後、そもそも何故国は地デジに移行しなければならないかを、我々にどう説明しているか改めて調べてみた。どっかのサイトでこれをまとめたものがあった。」

①TVというお手軽媒体で、デジタル情報(リアルショッピング等の双方向サービス)が使える
②ひっ迫している電場周波数の有効活用
③他の媒体はみんなデジタル化してるからこれは必然だ

「…やっぱりそんなもんだろうな。まず①については、どれだけ需要があるか。年配の人でビデオ予約もできない人にはまったく無用の長物だろう。若い人にとっても、これができたとして活性化されるかは甚だ疑問だ。以前にどこかの企業が一部メーカーのTVにこの機能をつけてサービス展開していたが、結局普及せず、つぶれてしまったではないか。

②については共感できなくもない。携帯電話が同じ流れでアナログからデジタルに移行したから、その感覚もなんとなくわかる。ただ、すっかり普及して不自由のないTVというものに、今更電波の再整備が必要なのだろうか?またTVの電波は他の既存サービスにどれだけ影響しているのかがイマイチわからない。
さらにこのサイトには、「今後現れる他の通信サービスのために空きをつくっておく」とある。恐らくこれがTVをデジタルに変えたことによる需給双方の最大のメリットとして、もっとも妥当性のある説明だろう。ただし、供給側としてこれはおそらく本音ではなく、表面的なものであると思われる。

そして③。これは開いた口が塞がらない。こんな非論理的で幼稚な根拠をオフィシャルに提示していいのか。」



「以上、国が決めたからとあまり理由を考えずに行動していた自分自身に対して、改めて反省すべきと思った。」
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えいけん

Author:えいけん
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ここではらーめんをメインとした東京のおいしいお店を開拓してます。個人的意見ですが、仕事や学校を終えた後にガッツリ食べるらーめんは最高!至福のひとときです。

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